鹿島対札幌

久しぶりのクリーンシートかと思えば、久しぶりの無得点。なかなか攻守の歯車が噛み合わない。今日は優磨がベンチ外なのでこの結果はそこまで意外じゃない。優磨のベンチ外は中2日での天皇杯のことを考えると別に悪い選択ではないと思う。しかし、疲労のことを考えると、優磨はセレッソ戦でさえフル出場させるべきでなかった。結果も結局、引き分けであった。セレッソ戦で2-1と逆転した時点で三竿ではなく、優磨を下げていたら、セレッソ戦にも勝利し、今日も少し時間でも使えていたかもしれないし勝っていたかもしれない。このへんの采配がレネさんはうまくない。

今日はみんなががむしゃらに頑張る気持ちは伝わってきたが、各々が個々に頑張るだけでチームとしてどうしたいのかがわからないし、チームとしての共通認識や一体感が全然ない。ただ、札幌もそこまで強いわけでもなく、優磨が20~3O分いたらゴールを奪えていたかもしれない。逆にいうと、優磨がいないとほとんど攻撃の形が作れない。それもそのはずで松村、荒木、仲間がケガをしていて2列目が不足している。その上、上田が移籍して代わりに出ているのがエヴェラウド。エヴェラウドはやはりもう難しい。ボランチも樋口とピトゥカの組み合わせはバランスが悪いのにまた同時に使ってきた。今日出てた船橋か中村と組み合わせた方が絶対にいい。2020年まで三竿、永木、レオシルバと潰し屋のボランチばかりであったのにピトゥカ、中村、樋口と急にゲームメイカータイプのボランチばかり集めてきた。チームにはどちらも必要でチーム編成が両極端すぎる。永木は最近、湘南から名古屋にレンタル移籍したが、鹿島にきてもよかった。むしろそもそも出すべきでなかった。去年ピトゥカと一番相性がよかったのが永木である。永木がいれば、三竿をCBで使え、樋口を前で使える。今のチームは選手層と選手の配置、組み合わせ、采配すべてが噛み合ってない。よく2位にいることができると不思議である。それにもかかわらず夏の補強の話は聞かないし、勝ちながら育てていくと呑気なことを言っている。勝ててもいないし、育てることもできていない。今からでもやりようによれば優勝も現実的である。かといって、ここで監督を変えるかどうかはなんともいえない。ただ、レネさんでこのまま続けていてもうまくいく気がしない。とりあえず、夏の補強でCBとFWのピンポイント補強でもしてほしい。

レネさんになってから明らかに失点が多い。そして、スタメンを固定しがちなので、疲労がたまりやすい。そこでまずは守備重視でスタメンを組んで、後半から勝負をかけるスタイルにしてほしい。柏戦のイメージで臨んでほしい。今はサブのメンツに怖さがなく、交代選手しても弱くなっていく。交代選手に主力を置くことでギアを上げたい。また、後半から出場させることで体力を温存させて、疲労を減らしたい。このままではどう考えてもやばいのでどうにか手を打ってほしい。フロントさんお願いします。

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