鹿島対横浜FC

3試合連続開始10分以内に先制できた。先制後も怒涛のプレスで試合の主導権を握った。

しかし、前半24分安西が一瞬隙をつかれ、裏取られた。エリア内で後ろ相手を倒しPKの判定。このジャッジは私は正しいと思う。裏を取られた時点で安西はダメ。また、押してなくても後ろから押して倒したように見えるので相手のダイブかどうかは別にしてPKはしかたない。それよりもあの場面で裏を取られないようにしてほしい。3点目のアシストをしたとはいえ、去年から安西は個人的に認められるパフォーマンスではない。この失点によって、急に余裕がなくなり、バタバタし始めた。先週の川崎戦といい、追いつかれるとすぐにバタバタしてしまうところがまだまだ若いチームである。経験ある選手を中心にチーム全体が落ち着けるように声を掛け合ってほしい。

 前半38分に常本が裏に抜けだして、優磨にパス。優磨のシュートを阻止しようとした相手Dがたまらずにオウンゴール。これで2-1。前半をリードして終えることができた。後半はチャンスを多く作りだすがなかなか追加点が奪えず、ゲームを終わらせることができない。2点差があればゆとりをもってゲームを進めることができる。しかし、1点差だと何が起こるのかわからないのでチームとして余裕のなさが伝わってきた。前回の川崎戦も終盤で点を決められたのでだいぶナイーブになっていた。ようやく93分にカイキのゴール3-1。これで勝ちを確定させた。カイキは得点力があるのでもっとはやい時間から投入してもいいかもしれない。スタメンの知念、藤井、優磨が下がると一気にチーム力が下がるために早い時間帯からなかなか選手交代に踏み切れない。ここが今のチームの課題である。一年通して今のスタメン選手だけでは乗り切れないので控え選手をスタメン組にどう組むかがまだ明確になっていない。

今日は守備の要の佐野が交代したため、ピトゥカと仲間が終盤ボランチになっていたので控えに1枚はボランチを入れておくべきである。個人的には名古がいいと思う。リードしている場面での残りの15分のチームの進め方がうまくなればもっといいチームになるはずだ。

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