第12節までの感想

柏戦を劇的な逆転劇で勝利し3連勝で3位浮上。これだけみれば順調にみえるが巷でのポポヴィッチへの評価とは違い、私のポポへの評価は芳しくない。まず明らかなメンバー固定でオーバーワークしている選手はひとりやふたりではない。今はなんとかなっているがケガしてからでは遅いし、主力がひとりやふたり抜けるだけで途端に勝てなくな未来が見えなくもない。全体のメンバーの半分ぐらいしか使われている選手がおらず出ている選手とそうでない選手の2極化が起きている。今のペースで使われてる選手がシーズン終盤までスタミナが持つとは到底考えられない。ここからはカップ戦も含まれてくるのでよりいっそうチーム全体で戦っていかないとリーグ戦もカップ戦もタイトルは取れないだろう。幸いにまだケガ人は多くないのでケガや疲労蓄積を防ぐためにも、幅広いメンバーを使っていくことが理想である。特に、優磨とボランチ、CB、SBはそろそろ休ませたい。優磨は代えが効かないがそうもいってられないので垣田を徐々に使っていきたい。ボランチは知念と佐野が鉄板になっているが、樋口と土居がいればある程度の質は担保できるはず。土居はいろいろと言われているが前線での起用してもゴールに絡むことは年々難しくなっている。ボランチのサブとして使っていくのばベターだろう。CBは代わりがいないがルヴァンでは津久井を使ってもいいと思う。最後にサイドバックは安西は経験値もスタミナもあるので心配はしていないが、濃野はプロ1年目で開幕からほぼ出ずっぱりで徐々にパフォーマンスも低下しつつある。ゴール前までガンガン上がってくるタイプなので消耗も激しい。ここらで一度休養を挟んでもいいかもしれない。選手交代の采配においてもそこまで的中しているとも思えない。柏戦についてはの柏戦の記事で述べているので詳しくは言わないが采配ミスを優磨とチャブリッチが帳消しにしてくれていることが大きい。つまるところ守備は早川、攻撃は優磨とチャブリッチでなんとかしている。となると、できるだけ優磨とチャブリッチを同時起用することが一番のゴールへの近道だ。チャブリッチが90分いけないこととゲームの最終盤に優磨がピッチに。いてほしいことを考慮すると後半から二人を同時起用することがいいのかと思う。前半で同点もしくはリードしていることが理想的だ。また、ポポの采配で思うことはリードしている場面で突き放す意識、トドメを刺しにいく意識が高くない。1点差での勝利が多いことがその証拠である。かといって、今の鹿島の守備力を考えると1点リードは心許ない。柏戦がいい例である。リードしているとき、流れを良い時にもっと点をとる意識、突き放す意識、ゲームを終わらせにいく意識を監督にもっと持ってほしい。

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