鹿島対柏

チグハグな前半。ビルドアップもままならず、中盤で相手に引っ掛ける場面が多かった。チャンスらしいチャンスがほとんどなく枠内シュートもあったかどうか記憶にない。前節同様に優磨は中盤に降りてくることが多く最前線での裏抜けやボールを収めることがなかった。2列目の樋口、仲間、名古はいい選手であるが、推進力に欠ける。みていてもつまらなく、ただただ時間が流れ前半は45分が流れていった。後半から仲間に変えて師岡。師岡はゴールの意識が強く、仕掛けてることができて推進力がある。若く伸びしろのある師岡の方がスタメンにしてほしい。強度の強い守備ができる仲間を守備固めに使ったほうがいい。優磨はプレースタイルが変わった今、ワントップの務まらない。純粋なFWが一枚ほしいが、チャブリッチも田川もどちらかというとサイドのほうが適正が高そうで、今の鹿島には徳田ぐらいしかいないのが痛い。今の鹿島にベンチではもったいないが、スタメンでは物足りないような選手が難しくて起用が難しい。それでも最前線にはチャブリッチか徳田がほしい。

樋口は2列目というよりもボランチの選手。3列目からパスを散らしてゲームを作ってほしい。ボール奪取に長けた知念と三竿のどちらかとパスの上手い柴崎と樋口のどちらかで組み合わせると良いのかなと思う。不安定なCBを見ていると一度三竿のCB起用もみてみたい。

結局2試合連続でドロー。これを2試合連続で無失点にできたと捉えるか、無得点で終わったと捉えるか。はじめからターレス、師岡、優磨、徳田にしたほうが得点は入りそう。

これで5試合勝ちなし。終盤にはいり失速が止まらない。終盤の4人をスタメンにしてリードでもビハインドでもチャブリッチと田川は投入して藤井と仲間はそのときの状況の応じて使い分ければいい。できれば三竿はクローザーとしてベンチに置いておいてほしい。

前半戦は戦力のわりに善戦していたが、後半戦は戦力のわりに苦戦している。この内容をみていると結局ポポヴィッチもこの程度なのかなと思う。思ったより良かったけど、このまま続けても優勝は難しいと思う。監督が来年もこのままいくかは別として天皇杯は取ってほしい。