2022鹿島アントラーズ 左SB編

安西が帰ってきて一番感じたのは推進力。そこまでクロスの精度は高くないのだが、ガンガン仕掛けてくれるので見ていて気持ちいい。それまで感じていた閉塞感がなくなった。やはり、鹿島の左SBは右利きのほうがいいのかもしれない。この安西のポジションを虎視眈々と狙うのが小田と溝口。小田は町田、千葉へのレンタル移籍を経て鹿島に帰って来てくれた。町田、千葉でしっかり実戦経験を積んできており、そしてゴールも奪いきっちりと結果を残した。。安西と違うポイントは得点が奪えるところだ。セットプレーからのヘディングをゴールにブチ込んでほしい。そのように期待しているところが背番号16をもらっていることからも感じられる。前任者の山本脩斗もスルスルとゴール前に上がってきて頭で決めることが多かった。天皇杯やACLのような大きな舞台でもコーナーから決めていた。小田にもそのようになってほしい。ただ、まだJ1での実績はないので安西がいないときには不安が残る。選手層や3バックの導入、CBのことを考えると杉岡を戻してほしかった。いない人間のことを言っても仕方ないので小田にはこの不安を払拭させるぐらいの活躍をしてほしい。最後に、溝口。ユースからの昇格でまだ一度もプレーをみたことがないのでなんともいえない。過去には鈴木隆雅、佐々木翔吾、別のポジションでは有馬幸太郎がいたがみんな目立った活躍ができなかった。優磨以降ユースからの昇格で活躍できたものを久しくみていない。そろそろここらで爪痕を残しユースの意地を見せてほしい。現状は安西が1番手だが3人で切磋琢磨してほしい。

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