2022鹿島アントラーズ トップ下編

今年のトップ下候補は3人。土居聖真、荒木遼太郎、樋口雄太だ。3人ともサイドで使われる可能性はあるが一番適正があるのはトップ下だと思う。樋口はボランチでの起用も考えられ一番ポジションが読めない。なんなら、2トップが採用されればトップ下というポジションすらないかもしれない。私の独断と偏見での意見なので気楽に読んでもらいたい。

まずは土居聖真。今年からキャプテンを任され一段と結果を残すことに燃えていることだろう。今年こそサイドでの起用はやめてほしい。サイドの土居は個人にとってもチームにとってもいいことがない。もしかしたら完全なFWのほうがいいのかもしれない。その証拠に昨シーズンのマリノス戦ではハットトリックをかましている。トップ下だとどうしてもワントップに気をつかうのかエゴを出さない。それがいい方向に働くこともあるがやはりゴールを決めないと評価されないのでもっとゴールに重きをおいてほしい。書いていて気づいたが土居はFWでこそ輝く。そして他に誰もFWがいなくて自分でやるしかない状況にないと真価が発揮されない。ただ、今の鹿島にはいいFWがたくさんいるので土居のFWが見れることはないだろう。そう考えると使い勝手は悪い。                    話は変わるが練習試合では2トップを採用したのか土居はサイドで使われていた。現役時代を共にしている岩政さんは2013年に土居の活躍をチームメイトとして見ているのでサイド起用より真ん中のほうがいいことは知っているはずなのに疑問だった。その試合ではもうひとりのサイドは和泉でその前は優磨と上田だった。優磨と上田についてはFW編で書くが案の定その試合ボールの回りは良くなかった。上田の優磨との相性や連携不足もあるかもしれないが、たぶんサイドの問題である。土居、和泉の組み合わせでは点が入らない。なぜ去年上手くいかなったことをまたしているのか疑問でならない。なんなら一昨年からわかっていることである。ここに加えてアラーノの3人うちからサイドに二人の同時起用はダメ、ゼッタイだ。いいかげんにしてほしい。

次に荒木遼太郎。巧みなボールスキルとポジションニングで10ゴールあげた天才。彼が一番輝くのはトップ下に違いない。特にいうことはなく存分に好き放題やってほしい。荒木で無理ならたぶん他の選手も無理なので責める気にはなれない。荒木ならサイドでも結果だせそう。代表の練習試合でも上田へアシストしていた。また、鹿島でも直接ではないが染野のゴールにつながるクロスを上げていた。ふつうにクロスも上手い。サイドでも10ゴールとれたら本物だろう。今でもすでに本物だが。サイドにいってもやることほとんどかわらない。中に絞りつつシュートなのかクロスなのかスルーパスなのかわからないが荒木なら自由自在だろう。10番の躍動を期待している。

最後に樋口雄太。フィニッシュやラストパスもできるがどちらかというとゲームメイクが得意なタイプに見える。サガン鳥栖ではインサイドハーフだったので鹿島ではボランチもしくはトップ下でみたい。足元が上手で練習試合では樋口がいるとスムーズにボールが回っていた印象。豪快なシュート、華麗なフリーキックと武器が多い。これはプレーに関係ないがなんといってもイケメン。今年の補強で一番の目玉だ。今まではなかなか補強が補強になっていなかったが樋口がいればビルドアップは確実に良くなると思う。トップ下編ではあるがピトゥカとのダブルボランチがみてみたいし、荒木とも相性が良さそうで化学反応が楽しみだ。考えるだけでワクワクする。あと2週間で開幕だ!

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