鹿島vs川崎フロンターレ

ようやく8年ぶりに川崎相手に勝利を手にした。お互い調子がいいとはとても言えない状態で相まみえた。相性の悪い川崎相手に負けるとズルズルいきそうな雰囲気があっただけにこの逆転勝利は非常にでかい。チャブリッチを左サイドに置いて、センターフォワードには優磨、トップ下には名古と人とポジションをいじってきた。うまくいくかどうかは別にしてなんとか状況を打開しようとするポポヴィッチには好感を持てる。相手を背負って、ボールが収まるチャブリッチをサイドに配置したのが吉と出た。ボールが収まり推進力まであるので遠藤の上位互換といったところか。前半はボールを保持しチャンスを作りだすもゴールは奪えず、逆にほとんどチャンスはなかったもののワンチャンスを決められた。裏に抜けだされた家長と1対1になったが、早川がビッグセーブ。しかし、こぼれ球をマルシーニョに沈められた。前半はいいぺースで進めるも結局ゴールを決められるいつものパターンかと意気消沈した。前半にあった名古のシュートひとつでも枠内に飛んでいたら先制できただろう。結局1点ビハインド終わったしまって前半。ところが、後半に入って状況は一変する。後半開始直後にピンチを作られたかと思いきやそのこぼれ球が植田に入ると、ロングボールからチャブリッチが抜け出し難なくゴールを決めた。簡単に見えるが誰でも決めれるゴールではない。あらためて当たりの外国人だと感じた。このゴールでスタジアムの雰囲気がガラッと変わった。その3分後には名古のクロスがバーにあたり優磨が押し込んだ。電光石火の逆転弾。スタジアムのボルテージがさらにあがった。名古の泥臭いスライディングでのボール奪取からすぐに立ち上がりクロスを上げた。名古のプレーの連続性が生きた。正直、バーに当たったのは運がよかったが、運を引き寄せるだけのプレーを名古はし続けた。ようやく結果がでてうれしかった。スタメンを外された樋口もうかうかしていられない。さらにトップ下争いが激化するだろう。

永年苦しんだに相手に雪辱を果たし、一気に流れに乗りたい。

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