鹿島vsジュビロ磐田

予想以上にジュビロの2トップは脅威だった。前半から相手の2トップにどんどんボールを入れられて収められた。シュートも多く打たれたが、感覚的には枠内シュートはそこまで多くなかった印象。たしかにピンチがなかったわけではないが、そこは早川のスーパーセーブに救われた。前半は相手ボールをが長く、だいぶ押し込まれた。しかし、なんとか無失点に抑えることができて粘り強い守備ができてきた。運がよかったPKではあるが、この内容で1-0で折り返すことができたのはとてもおおきい。サイドやトップ下が本職である土居がボランチに入りどうなるかと思ったが悪くはなかった。前線での土居は取られはしないが、決定的な仕事もできなかった。ボールをとられない能力をボランチで遺憾なく発揮した。終盤間際の優磨の浮き球パスはセンスを感じた。

後半も相変わらず、どちらかというとジュビロのほうがボールを握っていたが最後の最後はやらせない。枠外かシュートブロック、早川のスーパセーブでなんとか乗り切った。去年まではこういう試合で勝ちきれない、もしくは逆転されていたと思うがここで勝ち切れたのは非常によかったと思う。ただ、今日の展開で後半のどこかで1点とれればとどめを刺せてゲームを終わらすことができた。できたら、後半70分ぐらいまでに2点目取れていたら完全に逃げ切りモードに入れてチャブリッチや優磨をもっと早くに下げることができる。追加点、得点力がもっとほしい。ベンチにはパレジや仲間の逃げ切り要因そろっているので2点あれば確実に安心して守備に専念できる。強いときの鹿島がここぞの追加点があったのでそれと比べるとまだまだだ。だたそうはいってもポポヴィッチの采配は効いている。前半でパッとしなかった藤井をスパっと代える。73分にはパレジを入れて、優磨とチャブリッチの2トップにする。しかし、今日はチャブリッチは随所ではよかったが、全体的にはあまりよくなく77分に仲間に交代でさらに守備を強化した。1枚交代を残しておくことでリスクヘッジもできていた。知念はいつも終了間際に足がつるのでこれからも1枚は交代で置いておくべき。最後の1枚はリスクヘッジと時間稼ぎに使えばいい。欲をいうとベンチに1枚チャブリッチ、優磨に次ぐ勢いのあるスーパーサブがいると心強い。それが徳田になると思っているのだがなかなかベンチ入りさえしない。それはさておき、これで2連勝で3位まで順位を上げた。新監督で開幕5試合勝ち点10はとてもいい。この台所事情で選手を適材適所で使い、内容も明らかに向上し圧倒的な内容ではないが勝ち点も積んでいる。この調子で勝ち点を積んでいきたい。

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