夏の補強について

関川と安西が大怪我を受けて、鹿島は東京ヴェルディから千田、シント・トロイデンから元FC東京から小川を獲得した。千田については一切プレーを見たことがないためなんとも言えないが、本職のCBを取ったフロントを評価はできる。小川にについては、流通経大柏高出身であり、守備の強度や運動量は言わずもがな高さとクロスの高精度も併せ持ち、28歳と脂のった非常に良い左サイドバックの獲得に成功したと言える。特に小川は安西が負傷した10日足らずの獲得とあって非常に迅速な対応であり、優勝への本気度が伺える。その反面、攻撃陣では徳田と師岡も大怪我を負っており、その代役の補強がなされていない。田川も故障しがちでありFWの駒不足が否めない。特にセンターFWが全然いない。高さやポストプレーが期待できる徳田の不在は痛い。サイドもできる優磨とチャヴリッチを除くと本職のFWはレオセアラしかいない。緊急事態である。しかし、補強の情報は入ってこない。マリノスからヤン・マテウスを取るとの噂はあるが続報はなく、交渉が難航しているのかもしれない。試合終盤にスタミナ切れのレオセアラや優磨、チャヴリッチの様子を見ることが多い。ヤン・マテウスのようにウイングを取って、チャヴリッチや優磨をFWで使ってもいい。どちらにせよ攻撃陣の獲得は急務である。今は明らかに後半のパワー不足が目立っている。特に今年はけが人が多い上に、酷暑でスタミナの消耗が激しい。フロントも総力をかけて優勝を目指していほしい。

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