第1節鹿島アントラーズvs 清水エスパルスレビュー

去年の開幕のようなグダグダのサッカーだった。ボールを失うことを恐れて誰も積極的にボールを受けようとしない。誰もパス&ゴーしない。パスを出したら終わり。どこに昨シーズンからの上積みがあったのか。前半の守備面はそれほど悪くはなかった。しかし、ボールは奪えても全然パスがつながらない。ミスして取られる。そして、またボールを奪う。すぐにミスで取られる。これの繰り返し。正直相手もそこまで強くはなかった。それなのにこの様である。前半30分ぐらいにクロスからエヴェラウドのヘッド。こぼれを土居がシュート。ポストにあたる。この辺から少しずつ迫力が出てきた。結局クロスからしかゴールの匂いがしない。かといって、クロスをたくさん上げるわけではない。どのように崩すのかの意図が全然見えなかった。後半、土居のシュートがクロスバーに阻まれる。コーナーからのエヴェラウドのヘッドがまたしてもクロスバーに当たる。この跳ね返りを荒木がボレーシュート。これが先制点になった。ようやくゴールがとれて悪い流れを断ち切れたと思いきや、その直後に同点、この5分後に追加点、この5分後にダメ押し点をとられた。先制点で喜んだのも束の間、悪夢の3失点だった。まあ、この内容で勝てるほど甘くはない。90分間バタバタして落ち着くことができずバックパスの繰り返し。全然おもしろくなかった。ボランチが厳しかった。ボールを奪うまでは良いがうまくパスを散らせずゲームが作れない。永木はJ1レベルのボランチではもうない。三竿は調子が悪かった。どうせなら、永木より舩橋のほうが守備型ボランチを二人組み合わせるよりいいと思う。永木がベンチにいれば守備固めにも使える。両サイドバックもひどい。クロスを上げるわけでもなく、オーバーラップもしない。小泉はほとんど犬飼へのバックパス。去年の終盤はアラーノともっとうまくパス交換していたのに今日は全然だった。まずはボランチがしっかりしないと落ち着かない。ピトゥカとレオシルバが待ち遠しい。特にピトゥカには大いに期待している。アラーノを使うなら荒木が見たい。交代で松村でいい。荒木のほうがスムーズにパスが回り点も取れる気がする。今日の土居はよかったと思う。攻撃面でいえば、クロスぐらいしか攻め手がない。だったら小泉よりも広瀬をスタメンで良いのではないか。今日はどんな内容でも1-0で勝ってほしかった。ピトゥカとカイキが出場できるまでなんとか勝ち点を拾ってほしい。そうでないと彼らが合流するまでに優勝の可能性がなくなってしまう。今日みた感じではかなり厳しい。私は町田よりもブエノの方がみたい。ボランチにピトゥカ、2列目にカイキこれでなんとか優勝争いができるレベルだと思う。鹿島が優勝と予想している評論家が多いがだいぶ厳しいと思う。もちろん優勝してほしいがだいぶしんどいだろう。私の予想を是非裏切ってほしい。

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