鹿島vsアルビレックス新潟

前節から中3日で勢い落とさず序盤から前節同様に強度の強いプレスで攻撃的なサッカーを展開し、前半10分、樋口のクロスを相手DFがクリアしきれず小池がダイレクトボレーで幸先よく先制した。前節同様にここから一気に畳み掛けたかったがボール回しが上手い新潟に対してプレスは行くものの、ボールを奪い切ることはできずにいた。かといって、嫌なエリアにはボールを入れさせることもなかった。1点リードしているチームとしての対応として悪いものではないが、闇雲にボールを取りにいくのではなく奪いどころを見定めてそれ以外はボールに食いつくというよりコースの限定でいい。そうでないとただただスタミナ消耗していくばかりである。新潟はボール回しがうまいチームなのでただ個人で奪いにいって取れる相手ではない。鹿島としてチームでのプレスが出来ていたかというとまだまだ改善の余地がある。先制点を奪ってからはほとんど相手ボールであったように思える。それでも前半を無失点で終われば何の問題もなかったが、前半終了間際にコーナーから失点。試合が振り出しに戻ってしまった。後半も相手ペースを変わらなかったが、なんとかコーナーから2点目を奪い、久々に鹿島るを見せつけて勝利をもぎ取った。良く言えば勝負強いが試合には買ったが内容では負けていた。支配率も40%以下で枠内シュートはわずか3本。収穫は勝利だけである。攻撃も守備も物足りなさ、頼りなさが残りこのままでは優勝できない。2段階ぐらい成長しないといけない。一番気になるのはCBかな。1度関川外してキムテヒョンを使って競争を煽るとともにキムテヒョンの実力が知りたい。どちらも頼りないなら三竿も使ってほしい。ボランチは樋口1番手でそろそろ知念のスタメンはないのかな。前線は荒木、チャブリッチがベンチにいるのにも関わらず使わずに終わる贅沢ぶり。消耗の激しいサッカーなので60~70分で変えていいのではなかろうか。なんとか勝利したがチーム戦術、組み合わせの最適解はまだまだ時間がかかりそうだ。それでも勝利という結果を出しているのはさすがとしか言いようがない。

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