鹿島対浦和レッズ

先週の浦和対セレッソを現地で見ていたこともありレッズには勝てると思っていた。浦和には明確な意図を持った攻撃はみられず、早い時間帯の先制点と前半終了間際の追加点でほとんど勝負は決まったと思った。鹿島の現状の守備力を考えると1失点はいつもするが失点しても1失点までで2-1もしくは3-1で勝てると思っていたが、まさかの2失点で勝ち点を失い2試合連続で引き分けに終わってしまった。

今までの傾向を考えるとどうしても後半ラスト15分は押し込まれてしまい、試合の締め方に課題が残る。今のメンバーではどうしても1点差の逃げ切るのは難しい。となると、ダメ押しの追加点をとるか5バックもしくは3ボランチで明確に陣形を整えて守備をガッチリと固めるしかない。今の鹿島には経験のある第3CBがいないが、経験を積ませるためにも守備固めに残り10分ぐらいで津久井を投入して5バックにするのはありかもしれない。よいクローザーになる守備的なボランチはいないがライコや樋口を3ボランチに投入するのもありだと思う。小笠原みたいなボランチがいれば最高だがそんな選手はもちろんいない。どちらにしても7~8人でガッチリと守備を固めて、チャブリッチや松村、藤井を前においてカウンターで追加点を狙うのが一番効率が良さそう。リードして押し込まれた状態で終盤に柴崎が出てきてもボールを握っているわけではなく柴崎の良さは出にくく、柴崎もそこまで守備力、運動量が多いわけではないのでチームとして柴崎を生かせていない。個人的には、柴崎の位置にはパレジを入れてほしい。派手さはないが逃げ切りには最適な人材である。

今日は浦和にしてやられてというよりは武田の決定力にやられただけである。特に2点目のゴールは発想と実行する技術に脱帽でそこまで早川を責める気持ちにはなれない。運よく、町田も引き分けて勝ち点は広がらなかった。得点力はあるし、課題ははっきりとしているのでなんとか打開策を見つけて優勝してほしい。

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