鹿島対ガンバ大阪

まさかの4-0での快勝。もちろんめちゃめちゃ喜ばしいことではあるが、前半の内容をみるとまだまだ不安だなと感じた。さっそく内容を振り返りたい。正直、前半はボールの出しどころがなくいつものロングボール一辺倒で見ていて面白くもなんともなかった。どこをみてビルドアップに着手しているといえるのかがわからなかった。一転、後半の立ち上がりにコーナーから先制点が取れると。新潟戦のようなボールのつなぎやカウンターがみれるようになり攻撃も守備もどんどん良くなっていった。先制点が取れると気持ちに余裕ができるのか内容が良くなる。これが前半からできるといいのだが。

やはり優磨はセンターフォワードというよりセカンドトップだとまたあらためてわかった。垣田が先に中に飛び込み、その空いたスペースに入り込み、豪快なヘディングで追加点をゲット。3試合連続のゴールで10試合5ゴール、3アシスト。順調にいけば二桁得点二桁アシストが容易に達成できそうにも見える。ゴールでいえばキャリアハイが狙える。垣田がいることでお互いがお互いを生かせるようになってきている。垣田は思ったよりボールが収まり、守備ができて走れる。ようやく結果も出始めているのでこの2トップが主軸になっていくだろう。

今日はなんといっても土居聖真。ダメ押しの2点で勝利を確実にした。いつも以上にアグレッシブで2点目ははじめからシュートを打つことを決めているかのようなプレーだった。この調子でどんどん仕掛けてシュートをうつ土居がみたい。

ここまで書いてきたが個人的には今日のMVPもピトゥカかな。運動量、セカンドボールの回収、ボールを運ぶ推進力がすばらしかった。

今シーズン初めての2連勝でチームのムードも上がってきたはずだ。この勢いでゴールデンウィークは中位の札幌とセレッソを撃破して、3連勝、4連勝と波に乗っていきたい。