圧倒的な強さをもって昨シーズン優勝した川崎フロンターレ。シーズン途中に三苫薫、田中碧が移籍し失速するかと思われたが大きく崩れることはなく優勝まで勢いを持続した。今シーズンも優勝筆頭候補には変わりないが、去年ほど独走することはないと私は見ている。旗手がセルティックに移籍し、さらに戦力がダウンした。しかし、今のところ新卒以外の新加入はチャナティップと瀬古だけで大型補強には至っていない。もちろん既存の選手の質が高いというのはあるが、少し心許ない気もする。前線でいえば、レアンドロ・ダミアン、家長、小林悠などの高齢化が進んでいる。前線の選手は急に点が取れなくなったりするので意外と得点力が低下する可能性もある。もちろん、バックアッパーとして遠野、知念、宮城など有望な若手はいるが実績のある中堅があまりいないと感じている。とはいってもここ5年で4回優勝しており今年も3位以内には確実に入るだろう。
鹿島とは第2節のホーム開幕戦で対戦することが発表されている。ここ何年もリーグ戦では勝てていない。そろそろ勝ちたい。川崎はCBのジェジエウが怪我をしており鹿島との試合に出場することが難しい。だからといって簡単な試合にはならないし、誰が代わりに出てくるのがわからないが上田、優磨といったJ屈指のFW陣をジェジエウ抜きで止めるのは容易ではない。そろそろ勝てるのではないか。いや、勝ってもらわないと困る。
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