ルヴァンカップ鹿島対清水エスパルス

久々のホームアンドアウェイでの試合で戦い方が難しかった。第1戦で1-0で勝っているのでリードしているはずなのに精神的には余裕がなかったのか、勝ちを急ぎすぎたのか序盤から空回りしていて相手ペースで試合が進んでいた。リードしているのでとりあえず守備をきっちりしつつゴールを狙えばいいところ、ゴールばかりに目が向いていた。ボールがスムーズに回らず、パスミスからのカウンターから相手のチャンスになることも多かった。すると、前半20分ぐらいに先制点を取られる。チアゴサンタナにはゲーム全体的に手を焼いていて怖い存在だった。私は勝ちを急がずリードしている状況なので１点入れられるまでは守備に重きを置いて相手にボールを持たせてカウンターでいいのになと思っていた。リードしている状況をうまく使えないところはまだまだチームの余裕のなさを感じさせられた。このゲーム0-0のときでさえ焦っているに1点取られてさらに嫌な空気になった。2点目を取られたら終わるなと思っていて前半0-1のまま終わるのでさえ嫌な感じがしていた。しかし、一瞬の隙をついて前半終了間際にアラーノのゴールで追いつくことができた。これはとても大きかった。これがなかったらどうなっていたかわからない。このゴールで落ち着きを取り戻し盛り返すことができた。ただ、1点取られるとアウェイゴールの差で負けるので安心はできなかった。正直このまま1-1のままゲームが終わることも考えたが常本のスローインからピトゥカに渡りエヴェラウドのゴールをアシストした。これで勝負あり。１点取られても勝ち抜ける状況でそこからは危なげなく試合を締めた。できたらエヴェラウドがそのあとのチャンスでダメ押しができていれば文句なしだったがようやくエヴェラウドがゴールを奪い良かったと思う。見た感じではリードしているのが良い方向にでていなかった。というかだいぶ危なかった。だから、第1戦で失点してでももっとアウェイゴールを取るべきだった。そして今日は先にゴールは奪われるべきでなくゴールを奪えなくてもいいから0-0の時間を長くして相手を焦らす必要があった。序盤はどちらがリードしているのかわからず簡単に先制点を与えてイーブンになり第1戦を勝った意味がなくなっていた。ここ最近チームの勢いが落ちてきた。このままではタイトルどころか決勝トーナメントを勝ち抜けない。個人的にはそろそろレオシルバは見限ってほしい。永木や舩橋をつかってほしいし。また犬飼がひどくてチアゴサンタナには犬飼よりも林の方が良い対応ができていた。永戸の守備も気になる。ピトゥカはギリギリのパスを狙い引っかかることが多かった。言いたくないが解任ブーストが切れてきたのかもしれない。他サポにこんなこと言われたくないのでもっと余裕のあるゲーム運びをしてほしい。選手の数はいるが質には満足していないので夏にブエノ、カイオ、大迫などの獲得には期待したい。とりあえず今日は勝ててよかった。