サガン鳥栖戦以降無敗で勝ち点を稼ぐペースが上がってきた。神戸戦以外では複数得点取っており気づかぬうちに首位の町田と並びJ１最多得点タイとなっている。今シーズンは3ゴール奪う試合がすでに5つと約3分の1の試合数に上る。攻撃力は申し分ない。守備面は東京ベルディ戦以降は複数失点はなく高い授業料は払った甲斐があったといえる。ここ数試合であきらかに内容がよくなりみていておもしろいゲームができている。ここにきていろいろと試してきたがようやくスタメンの最適解が導きだせたようだ。サブにもチャブリッチや樋口、柴崎など実力者がベンチに控えているのも心強い。しかし、まだまだ主力は安心して休ませられるサブの頭数が少ないのも事実であり、ここから2巡目に入っていくにあたりイエローカードの累積やケガ、疲労など様々な理由で主力が使えないことも増えてくる。サブの選手の台頭がなければあっという間に優勝争いから落ちてしまう。今は流れがよくできるだけこの勢いを継続させたい。そのためにも夏の補強は必要不可欠だろう。攻撃陣は今のままでは何とかなる気はする。ボランチも樋口や柴崎、土居、ライコがいれば大崩れはしないだろう。問題はDFラインである。植田、関川のCB2枚でよくやっているが、関川以上の実力者を最低でも1枚、できるなら2枚はほしい。外国籍でも日本人でもかまわない。津久井ではスタメンはまだ荷が重いだろう。サイドバックも出ずっぱりでなかなか休養がとれていない。左は個人的に期待している溝口にも出てほしいがケガをしているのか情報が入ってこない。右はルーキーの濃野が躍動しているが、ここまで一年目ででて心身の疲労が溜まっているころだろう。少しでも須貝が出て、先輩の維持をみせてほしい。
正直、今の戦力でここまでの成績が出せるとは思っていなかった。確実に優勝争いができる位置につけているし、優勝の可能性もなくはない。ここからさらに上に行けるように夏になんとか戦力の補強が必要である。特にCB1枚、SB1枚はなんとかしてほしい。またとない優勝できるチャンス。許容範囲を多く見積もれば広島ぐらいまでが優勝の可能が範囲。しかし、個人的には町田、鹿島、神戸が現実的だ。町田に簡単に優勝させるわけにはいかないし、神戸に2連覇させるわけにもいかない。鹿島が優勝するしかない。
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