こういう緊迫したゲームで何ができるか本当の実力が問われる。昨日、神戸も京都も勝利できずで余計に勝利へのプレッシャーあったのもかもしれないが、それにしても今日の鹿島のメンバーは体が重かった。また、前半はガンバに思った以上にボールを支配された。たしかに、印象的には前半はガンバのゲームに見えたが、スタッツを見るとガンバは枠内シュート0で鹿島のDFはしっかりと機能していたといえる。こういうゲームはどうしても先に失点したくないし、何のプレッシャーもかかっていないガンバがのびのびとプレーできることは何ら不思議ではない。それにしても鹿島は足元、足元の各駅停車でボールが動いているだけでガンバからすると特に脅威ではなかったように思う。もっとシンプルにロングボールやクロスを入れたほうがチャンスが生まれたのはではないか。どちらにしても前半はお互いに0-0で許容範囲であった。問題は後半である。前半は守備が機能していたが攻撃面は前半最後のチャブリッチのシュート以外に決定機はなかった。いつも鬼木さんなら動いてもおかしくないところだったが、ハームタイムの交代はなし。流れを変えるためにも私なら松村と知念を投入していた。エウベルはボールの取られ方が悪かったし、三竿は前半にイエローカードを貰ってしまい、思い切って守備にいくことができない状態になってしまったので交代するならこの2枚にするべきだった。チャブリッチも早い時間帯からスタミナ切れでプレスバックが遅く濃野が一人で相手2枚見る状況のことが多くて失点しそうな場面が散見された。1枚目の交代が66分で72分で3枚替え。同点で流れが決して良いとは思えない状況で交代に動くのがあまりにも遅かった。終盤でも守備が固かったガンバに対して、荒木が効いていたので余計に悔しかった。もう15分が動くのが早くても良かった。松村を右サイドで使えなかった
ことと濃野もバテていたが変える攻撃の駒がベンチにいなかったことも痛かったが、それでも最後のPKさえ決めて勝っていれば全てがチャラになっていたが現実にはそうはならなかった。
まずは決めるにしても外すにしても誰もこぼれだまに詰めていないはおかしい。チームとして最後まで集中してプレーできていたのか疑問である。また、外してことは結果論なのでしかたないが、徳田が自分から蹴りたいといって蹴ったのかが気になる。自ら名乗りでたならばいいが、そうでないなら蹴るべきではなかったし、他に蹴りたいやつがいなかったのかが気になる。2016年のチャンピオンシップで金崎と優磨がボールが奪い合う。あれぐらいメンタル強いやついたのか、いなかったかどうか。いないのであればこの先不安でしかたがない。もしも攻撃の選手で誰も志願するやつがいないなら私は植田を推したい。
徳田は前節2-0で特にプレッシャーのかからない場面でのプレーで結果を出せたが、これからは緊迫した状況での結果が求められる。正直、どんな形でもこのゲームに勝利すれば優勝を確信していたがまだまだわからなくなった。
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