2021鹿島アントラーズ ボランチ編

この何年かは三竿とレオシルバのコンビが鉄板であった。2019シーズンに名古が一時期、スタメンに名を連ねたことがあったが長くは続かなかった。名古は今シーズンから湘南ベルマーレに期限付き移籍することになった。ここで、名古の話を少しさせてもらいたい。私は名古がけっこう好きで移籍してほしくなかった。テクニックがありドリブルもできる。スタメンでもいいし、途中出場で流れをかえることもできる。横浜マリノス戦での鹿島りをみてもわかる通り足元の技術は高くファウルをもらうことも上手い。ボランチも2列目もできることも魅力的だ。しかし、昨シーズンはルヴァンカップで出場したときに大きなインパクトを残せなかった。リーグ大分戦でもアピールすることができず前半だけで途中交代となった。そこからはほとんど出場機会がなくチャンスをもらえなかった。名古は大卒なので即戦力として考えられている。2年間でレギュラーに定着できないでいると移籍でもしかたがない。プロの世界は厳しいものだ。私的にはボランチよりも2列目での起用のほうが面白いと思っていたがなかなか上手いこといかなかった。湘南で出場機会を得て経験を積んで鹿島に帰ってきてもらいたい。鹿島戦には出場することが期限付き移籍なので、できないが、名古の応援するために湘南を試合を見たいと思う。そのときには山本脩斗も応援したい。名古には大きな活躍を土産にぜひ鹿島に戻ってきてほしい。期待している。名古の話はここまでにして鹿島には今シーズンから3人もの新しいボランチが加入している。ピトゥカ、舩橋、小川の3人である。注目はなんといってもピトゥカである。ブラジルの名門クラブであるサントスのバリバリ主力として活躍していた。コパリベルタドーレスでは惜しくも準優勝であったが、準決勝ではゴールを記録している。そんな選手が鹿島にきてくれたのだ。一時は破談という報道もある中での加入に私は驚きと喜びで飛び跳ねた。そして、鹿島フロントが優秀であることを改めて思い知らされた。ただ、コロナの影響で入国の目処がたっておらずピトゥカを公式戦で見ることはまだまだ先になりそうだ。だがピトゥカの加入は競争をもたらし、レオシルバもうかうかしてられない。そして、舩橋・小川の良い手本となるだろう。ピトゥカの加入は本当に大きい。三竿、レオシルバの牙城が崩され、世代交代も進むだろう。本当は開幕からみたいがみることができないのでコロナが憎い。レオシルバもコロナに罹った影響でまだチームに合流できていない。彼らがいない間、永木と三竿に頑張ってもらいたい。ボランチは一気に分厚くなった。三竿にレオシルバ、ピトゥカに永木すごいメンツだ。ここに舩橋と小川がくらいついていってほしい。公開されているトレーニングマッチの動画をみたが舩橋も小川も結構やるのではと私はみている。特に小川は小さくてフィジカルもまだまだできあがっていないがボールが来る前から首を振って冷静にパスを捌いていた。次の選択肢が多くあるように余裕が感じられた。将来は川崎フロンターレの大島のようになってほしい。1、2年後には激しいボランチの競争が見れそうだ。まずはルヴァンカップで見てみたい。私の予想では三竿とピトゥカが最終的にはファーストチョイスになるだろうと思っている。しかし、レオシルバや永木もまだまだやってもらわないと困る。また、スタメンでないにしても途中出場でしっかりとゲームを締めてほしいと思う。ゲーム終盤でフレッシュなレオシルバや永木が出てきたら相手は嫌に違いない。ピトゥカのプレースタイルはまだわからないが三竿もレオシルバも永木も守備範囲が広くボール奪取に長けている。ゲームの締めにもってこいだと思う。ガシガシボールを奪ってもらいたい。早くピトゥカがみたいし開幕が待ち遠しい。なるべくはやく日本に入国しチームに合流してほしい。

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