いやー、レオセアラには申し訳ない、J1で安定して二桁取るゴールゲッターとしての実力に疑いの余地はなかったが、まさかここまで早く結果を出すとは思っていなかった。鹿島にきて5節でハットトリックをマークするとは夢にも思っていなかった。正直、鹿島に足元がうまいFWでないとフィットしないのでシーズン12,3点が限度だと予想していたがレオセアラはこれを軽く超えていくかもしれない。レオ・セアラへの謝罪はここまでにして試合について振り返っていきたい。
J1首位に立つ柏との一戦。小泉や原川を中心にボールを回し、小屋松や木下、垣田などの攻撃陣は今や侮れない。本音を言うと、想像していたよりもボールを回された。序盤はなかなかボールの取り所を見つけるのが難しかった。とはいっても、前節の内容から考えると簡単にはやられないとも思っていた。前節のように前半をやり過ごすことができれば、自ずと後半に流れがやってくると信じていた。そう考えていたよりももっと早く先制点はやってきた。松村と安西の連携からクロスが上がるとレオは難なくゴールにボールをねじ込んだ。ヴェルディ戦の1ゴール目を彷彿とさせる首の強さで待望の先制点をゲット。もはやすごいのかすごくないのかわからない。前半は唯一の枠内シュートでゴールを奪い前半折り返した。久々に鹿島やなあと感じた。こればかりは言葉では表せない。確実にいいときの鹿島に戻ってき来ている。これにパスワークを加えてさらに進化した鹿島をみせてくれることを鬼木さんには期待している。
1-0で折り返し、のらりくらり時間を過ごす鹿島に対して柏はなかなかゴールを奪えない。そうしているうちに相手のクリアミスから松村が深くまでドリブルが侵入し、クロスをまたもレオが押し込み追加点。いるべき場所にいることは当たりまでない。レオセアラはそこまで派手さはないが、ある程度の基準さえクリアすれば決めてくれる印象。すくなくてもいてほしい場所にいれくれるのでそこボールを放り込むだけだ。ここでゲームが決まったかと思えば、すぐに1点返される。失点の場面は濃野のボールが当たり、コーㇲが変わったので仕方ない事故みたいな失点で特に悲観する必要はない。だた、この失点でまた気が抜けなくなった。しかし、その5分五、前線のプレスからボールを奪い、ショートカウンターでダメ押しの3点目。ゴールまでの流れを良かったがあれは相手キーパーのミス。それを誘発させるだけの勢いがレオ・セアラにはあった。樋口の連続性のあるプレーにはおもわず唸ってしまった。すぐに突き放すことで嫌な流れが断ち切られた。交代選手含めて、がっちり守り盤石な試合運び。無敗の柏に土をつけ、首位に躍り出た。お見事!!!
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