ジャーメイン良とペイショットの2トップが出場停止で前節から６人変えてきたジュビロ。なんとかPKをもぎ取り1-0で前半を折り返したが、めちゃめちゃやりづらい前半となった。特に序盤は押し込まれて思うようにボールが持てない。ボールを持ってもすぐに相手のボールになりなかなか落ち着かない。ゲームが進むにつれて、ボールを持てるようにはなったがボールがスムーズに回らず優磨や名古がいい位置でボールをもらえない。正直、流れはよくなかった。先制点さえとればなんとか押し切られるが先制点を許せばズルズル行きそうな展開。しかし、徐々に押し込んで奪わてもすぐに奪い返しゲームを支配していった。ファウルする必要はあったが疑問だが、ファウルはファウルでPKを甘いコースだったが優磨がしっかりと決めきった。内容はともかく1-0で折り返せたのは大きかった。
後半に入っても嫌な流れはかわらなかった。チャンスらしいチャンスがなく時間だけが過ぎていく。リードしている鹿島は割り切って淡々とゲームを進めていた。残り15分なると柴崎と樋口を下げて、藤井と三竿投入。守備固めしつつ、藤井の推進力を高めようとした。しかし、交代直後に山田のゴラッソから失点。ゴラッソはしかたないとしてクルークスの左は切っとくべきだった。最悪、縦に行かれて右からのクロスは許容するべきだった。5分後に、知念とライコを変えてからはさらに流れを悪くなっていった。アディショナルタイムに入る前にスローインから簡単に失点。そこからはジュビロにしたたかに時間を使われあっさりと終わった。ライコでは攻めるにも守るにも使えない。たらればだが、三竿を入れた直後に失点したのが痛かった。攻めるのか守るのか曖昧だった。逆転を狙っていたが、裏目にでた。前がかりになっており、前と後ろが間延びしていた。毎回、同じ課題だが、2点目を取り切れば良かったが今日はそれは難しかった。追加点が難しい分、割り切ってもっと早く三竿を投入して守る意識を強めて守りに徹している方がよかった。また、追いつかれても割り切って、ドロー狙いでいいのかもしれない。追いつかれて、逆転を狙い、逆転される。そんな展開が多い。ここにきてチャブリッチがいないのが痛い。ここまでやりづらい相手に1-0で77分まで勝っていての逆転負けは痛い。
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