鹿島対コンサドーレ札幌

ダントツ最下位の札幌相手に攻めても攻めてもゴールが奪えない。前半はしんどかった。良くも悪くもボールがつなげるがゆえにシュートまで一個多い。どんどん打っていけばいいところでもこねてしまう。崩す意識が高いのはいいが、ゴールが取れないと意味がない。強引にシュートを打っていってほしい。特に、名古と師岡。師岡はここから一気にゴールが増える予感。前半は結局無得点。少なくても1点はほしかった。後半はなかなか入らない。しかし、やはり鹿島のエースが待望の先制点を生み出す。バイタルエリアでボールを前を向くと師岡へのスルーパスからシュート一閃。ゴールに吸い込まれた。師岡のＪ1初ゴールではあるが優磨のお膳立てが光った。文句のつけようがない。5分後にもエースのアシストから追加点。今度は左サイドから藤井へのロングフィード。キーパが前に出るも触れず、藤井のダイレクトボレーがゴールに流しこまれた。今日の藤井はボールが足についていた。ゴールもまぐれではない。優磨以外にもゴールが生まれたのいいことだ。チャブリッチが周りとあっていないのが気がかりが、ここにもゴールが増えてくると攻撃に破壊力が増す。今回はなんとか無失点で乗り切ったがゲームの締め方には不安が残る。パレジが思ったより機能していなかった。2点差といえど、相手陣内で時間をつぶすぐらいの余裕がほしい。佐野海舟が移籍したことで守備力が落ちる中、無失点だったのは良かった。代わりの柴崎は久々に90分フルで出れて勝てたことは大きい。随所で見せるパスはさすがだった。ただ、チームの司令塔してもっとゲームをコントロールしていほしい。いくところと落ち着くところのメリハリがほしい。何はともあれ、久々の勝利を喜びたい。