ポポヴィッチ解任!!

解任されたランコ・ポポヴィッチについてあらためて考えたい。今までいくつかのJリーグのチームの監督をしており、その実績から前評判は正直よくなかった。私にもいいイメージはなく、むしろ悪いイメージしかなかった。特に2014年にセレッソの監督しておりJ2降格させた張本人ではないかとも思う。そんな思いとは裏腹に開幕戦は名古屋に3-0の快勝。そこから川崎に逆転勝利するなど思ったより順調に勝ち点を伸ばしていった。特に去年より攻撃面では劇的に変化が見られた。スムーズなボール回しと得点力。3得点する試合が珍しくなく、失点することも多かったがそれをカバーする攻撃力をみることができた。思ったよりもチームをよくしてくれた。なんなら、優勝する可能性があるぐらいの期待はさせてくれた。しかし、中盤以降勝ちきれない試合が増えていき、徐々に得点力よりも脆弱な守備力の方が目立つようになっていった。3-0から追いつかれたり、逆転される試合があったり以前の鹿島ではないようなことが増えていった。結局、悪い流れを立て直せなくなり新潟戦では4-0での大勝をあげながら、翌日監督交代となった。結果にかかわらず、交代することが決まっていたのだろう。思っていたよりはましだったし、Jリーグを長年みている人ならどうせこうなることはわかっていたと思う、というのが私の感想だ。変えるならもう少しはやく変えてほしかった。それなら、優勝する可能性もあった。しかし、今更監督を変えたところで優勝の可能性はないし、次の監督までのつなぎでしかないし、次の監督からはまた1からのスタート。カップ戦が残っていれば新しい監督とともにカップ戦での優勝をめざせるが、それもない。今から何を目指せばよいのか。そんなモチベーションで選手もサポーターいるのかもしれない。

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